伊藤実山 抹茶碗

2代目実山作の抹茶碗です。数々の入賞暦をお持ちで、実山陶苑も鈴入り急須など、独特の考案作品も生み出しています。初代実山より受継いだ技術技法を守りながら、伝統産業である萬古焼一筋に取り組み、現在に至っています。四日市を代表する陶芸家のひとりです。
こちらの抹茶碗は、少し小ぶりですが、伊羅保の色が、抹茶を引き立ててくれそうです。同市の清水日呂志氏に同行し韓国の駕洛窯にて焼かれました。数々の失敗の中でやっと満足行く一品がこちらでした。まだ、ご本人が、実山を名乗る前で、富有(ふゆう)のころの作品です。茶碗にある銘も『ふ』とあります。
   
φ13.6cm×H6.7cm

販売価格 66,000円(税6,000円)